大相撲夏巡業の「青森場所」(青森朝日放送などでつくる実行委員会主催)が、8月20日に青森市のマエダアリーナで開催されることになった。日本相撲協会巡業担当の武隈(たけくま)親方(元大関豪栄道)と実行委員長の斉藤直飛人(なおひと)さん(元関脇…
大相撲夏巡業の「青森場所」(青森朝日放送などでつくる実行委員会主催)が、8月20日に青森市のマエダアリーナで開催されることになった。日本相撲協会巡業担当の武隈(たけくま)親方(元大関豪栄道)と実行委員長の斉藤直飛人(なおひと)さん(元関脇追風海(はやてうみ))らが18日、開催の報告で青森市の西秀記市長を表敬訪問した。
青森市での巡業開催は2年連続となる。幕内力士のほか、郷土出身の十両力士、行司、呼び出しら約200人が参加予定。当日は取組以外に、相撲の禁じ手を面白く紹介する「初っ切り」や相撲甚句、髪結いの実演も予定している。
武隈親方は本場所とは違う巡業の魅力について、「力士との距離が近く、ふれあえること」と説明。「朝稽古を見てもらえば、普段どんな稽古をしているのか分かってもらえる。ぜひ見にきてほしい」と語った。西市長は「青森市民には相撲好きがたくさんいるので、本当に喜んでもらえる場所になると思う」と話した。
チケット販売は5月9日からで、約6千枚を予定している。問い合わせは青森朝日放送(017・762・1111)へ。(小田邦彦)