プールの底でパックを奪い合い、ゴールに入れて得点を競う「水中ホッケー」の体験会が24日、新潟県長岡市長倉町のダイエープロビスフェニックスプールである。「声も出せない水中でのチームプレーの楽しさを知ってもらいたい」と主催者は参加を呼びかけて…
プールの底でパックを奪い合い、ゴールに入れて得点を競う「水中ホッケー」の体験会が24日、新潟県長岡市長倉町のダイエープロビスフェニックスプールである。「声も出せない水中でのチームプレーの楽しさを知ってもらいたい」と主催者は参加を呼びかけている。
水中ホッケーは、水中眼鏡にシュノーケル、足ひれ、水泳帽を着用し、木製のスティックを持って水底にあるパックを奪い合い、プールの両端にある相手ゴールに入れて得点を競う。国際ルールでは深さ2~3.65メートルのプールを使い、6人ずつのチームに分かれて対戦する。国内の競技人口は約200人。
主催するのは、市スポーツ協会職員の佐藤直紀さん(33)が代表を務める「新潟で水中ホッケーを推進する会」。2014年に会を設立した時、経験者は市内に佐藤さんだけで、仲間を集めようと翌15年1月に「長岡水中ホッケークラブ」を結成。このほど10周年を迎えたことを記念して体験会を企画した。現在、会員は小学3年生から40代までの男女計28人だという。
24日は午後1時から3回(各回定員20人)に分けて実施。水中ホッケーのほかに水中ラグビーも楽しめる。水中に設置した輪をくぐるなどする障害物タイムアタックもある。午後3時からは「超マイナースポーツならではの体験談や楽しさ」を紹介するトークショーも開く。
いずれも予約不要で、当日午後0時45分から受け付けを始める。入館と参加は無料。体験会は25メートルを自力で泳ぎ切れる人なら、年齢を問わず参加できる。水着と水泳帽、ゴーグルは持参を求めている。
問い合わせは佐藤さん(電話080・1214・1347)へ。(白石和之)