Bリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBBのPFムトンボ・ジャン・ピエール(22)が3試合連続の「ダブル・ダブル」でチームを連勝に導く。新潟(19勝15敗)は15、16日の第21節、湘南(15勝19敗)とホームのアオーレ長岡で対戦。14日は…

Bリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBBのPFムトンボ・ジャン・ピエール(22)が3試合連続の「ダブル・ダブル」でチームを連勝に導く。新潟(19勝15敗)は15、16日の第21節、湘南(15勝19敗)とホームのアオーレ長岡で対戦。14日は試合会場で練習した。

ムトンボは「得点、リバウンドはもっと伸ばして、ブロックも2ケタにしたい」と、ダブル・ダブルでは満足せず「トリプル・ダブル」を視野に入れる。前節アウェー品川戦(7、8日)で1戦目は12得点11リバウンド、2戦目は14得点14リバウンドに加えてリーグ戦自己最多の6ブロックショットをマーク。好感触を得てホーム戦に臨む。

鵜沢潤監督(43)は「もしブロックが2ケタだったら、焼き肉をごちそうしないと」と笑う。ムトンボ加入前の22試合、新潟の1試合平均失点は79・3点。加入後の12試合は68・41点と約11点減少。存在は大きい。

ダブル・ダブルの連続はリング下の攻防にも安定感が出てきた証し。14日は全体練習後、リング下のフック気味のシュートやフリースローを入念に打ち込んだ。「もっといける。頑張る」と精度アップに妥協はしない。今以上の結果を出し、勝ち星につなげる。【斎藤慎一郎】

○…SG浜高康明(28)に10試合ぶりの先発出場の可能性が出てきた。14日は先発組で何度かプレーチェックした。「自分の仕事は守備」。湘南は前回アウェー(昨年11月9、10日)で今季自身初のスタメンとなった相手。「B2にいた選手が多いので、対処の仕方はわかっている」と、自身がB2神戸に在籍していた当時に対戦した顔ぶれがそろう。「出場したらマークする相手にボールを持たせないこと」と自分の役割を口にしていた。