社会人野球の強豪、大阪ガス硬式野球部(大阪市)が7日から、田辺スポーツパーク(和歌山県田辺市)で春季キャンプをスタートさせた。選手29人と監督、コーチらスタッフが参加。21日までの予定で、中学生対象の野球教室やオープン戦なども実施する。 …

 社会人野球の強豪、大阪ガス硬式野球部(大阪市)が7日から、田辺スポーツパーク(和歌山県田辺市)で春季キャンプをスタートさせた。選手29人と監督、コーチらスタッフが参加。21日までの予定で、中学生対象の野球教室やオープン戦なども実施する。

 大阪ガスは2016年から同パークで合宿し、今年で10年目。この間、18年の都市対抗野球での優勝を始め、日本選手権大会でも3回の優勝を誇る。

 同パーク野球場で7日に歓迎セレモニーがあり、真砂充敏市長が「10年の節目の年。実りの大きなキャンプとなり、良いシーズンになりますように」と激励し、特産品のミカンを贈った。峯岡格監督は「暖かい気候で、地域の人も温かい。こういった環境でできることはありがたい」と話した。

 13日は闘雞(とうけい)神社で境内の清掃と必勝祈願。16日は田辺・西牟婁の中学生約100人を対象にした野球教室を開く。オープン戦は15日にニチダイ、19日にマツゲン箕島、20日に西濃運輸との対戦を予定している。12、17日は練習休み。(勝部真一)