岡山スポーツ記者クラブ(朝日新聞社など加盟16社)は今年度の「岡山スポーツ賞」の受賞者を決めた。栄誉賞には、岡山市出身で、パリ五輪で金3個を含む4個のメダルを獲得した体操の岡慎之助選手(徳洲会)を選んだ。団体賞には、サッカーJ1初昇格を果…

 岡山スポーツ記者クラブ(朝日新聞社など加盟16社)は今年度の「岡山スポーツ賞」の受賞者を決めた。栄誉賞には、岡山市出身で、パリ五輪で金3個を含む4個のメダルを獲得した体操の岡慎之助選手(徳洲会)を選んだ。団体賞には、サッカーJ1初昇格を果たしたファジアーノ岡山、バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会で初優勝した岡山シーガルズ、全国中学校駅伝で連覇を達成した京山中陸上部女子(岡山市)、全国高校総体団体で優勝した岡山学芸館高女子テニス部(同)を選んだ。

 個人賞は4人。世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルを獲得し、県内ジム所属選手で初の世界王者になったユーリ阿久井政悟選手(倉敷守安ジム、倉敷市出身)▽剣道の世界選手権女子団体で優勝し、全日本女子学生選手権では最多となる3度目の優勝を果たした水川晴奈選手(法政大、倉敷市出身)▽自転車の国民スポーツ大会女子スプリントで県勢初優勝した中西美央選手(鹿屋体育大、倉敷市出身)▽女子プロゴルフで国内メジャー初制覇を含む3勝を挙げた桑木志帆選手(ダイワハウス工業、岡山市出身)。

 功労賞には、ソフトボール平林金属の吉村啓監督、サッカー元日本代表でサンフレッチェ広島の青山敏弘選手(倉敷市出身)、全日本大学野球選手権と明治神宮大会で優勝した青山学院大の安藤寧則監督(岡山市出身)を選んだ。(大野宏)