ゴルフシミュレーターを展開する「GOLFZON Japan」(本社・東京都新宿区)が4日(火)、新製品の発表会を都内で開催。女子プロゴルファーの三浦桃香がゲスト出演した。今回発表されたのは「TWOVISION NX(トゥービジョン エヌエ…

ゴルフシミュレーターを展開する「GOLFZON Japan」(本社・東京都新宿区)が4日(火)、新製品の発表会を都内で開催。女子プロゴルファーの三浦桃香がゲスト出演した。
今回発表されたのは「TWOVISION NX(トゥービジョン エヌエックス)」。同社のシミュレーションゴルフ機器史上最高峰のスペックを備えており、世界の265コース(うち国内62コース)をバーチャルで精密に再現し、かつてないゴルフシミュレーション体験を提供する。

「まず雲を見てほしい」と三浦が興奮気味に話すほど、グラフィックの精緻さは圧倒的だ。ゲームや映画のCGに使われるゲームエンジンを採用している。コースの傾斜や木々、池面の揺れまで再現され、見た目に現実のコースと大差がない。風向きも画面表示でなく雲の動きで判断できる。「本当にリアル。『こっちに打っちゃいけない』と目で見て分かりますし、プレッシャーを感じながら練習ができる」と緊張感すら覚えるほどだ。
打撃環境もコースに近いかたちを追求した。4分割された打席プレートと、独立して動くショットプレートが100種類以上のアンジュレーションを具現化する。ゴルフ場では平らなライでプレーすることがほぼないからこそ、「このライならどんな球が出るのか、どうやって打てばいいのかを知っておくのはとても大事」とより実戦に近い練習ができる。

ドライビングレンジやショートゲームといった練習モードも充実。ヘッドスピードやスピン量、両足の体重バランスなど細かなデータから自身のスイングを確認できる。
バーチャルで練習する際、ティーチングプロの資格を持つ三浦が重視するのが「スピン量」だ。「回転が多いとスライスになるし、2000回転を切るとフックになる。スピン量をいかに安定させるかが大切」と話す。「(スイングデータを)すぐに見られて、その場で修正。さらに修正した結果の変化まで見られる」とシミュレーションゴルフならではの魅力を語った。
現時点で、最新鋭のシミュレーターはドライビングレンジ東新宿店で体験できる。(編集部・合田拓斗)