バレーボール大同生命SVリーグ女子の姫路に入団する東京・共栄学園高のアウトサイドヒッター・秋本美空(3年)ら3選手が24日、兵庫県姫路市内で選手契約締結記者会見に臨み、秋本は「世界を知っている(セリンジャー)監督のもとでプレーしたいと思い…
バレーボール大同生命SVリーグ女子の姫路に入団する東京・共栄学園高のアウトサイドヒッター・秋本美空(3年)ら3選手が24日、兵庫県姫路市内で選手契約締結記者会見に臨み、秋本は「世界を知っている(セリンジャー)監督のもとでプレーしたいと思い、入団を決めた。早く試合に出て、自分がどれくらい通用するか試したい。世界に通用する選手になりたい」と抱負を語った。
秋本は2012年ロンドン五輪銅メダル・大友愛さんの長女で、共栄学園では185センチの長身を武器にエースとして活躍。12日まで行われた全日本高校選手権では決勝で35得点を挙げ、同校の19年ぶりの優勝に大きく貢献した。23年には16歳で日本代表登録メンバーに選出されるなど、世代ナンバーワンの呼び声が高い。将来の日本代表エース候補としても大きな期待が集まる。
入団にあたっては、母から「監督の考え方はいい考え方なので、成長できると思うから頑張って」と激励されたという。目標の選手には男子バレーの高橋藍(サントリー)を挙げ、「高橋選手はスパイカーだけど、レシーブもつなぎもできるので、自分もそういう選手になりたい」と話した。
姫路は昨年12月の全日本選手権で初優勝を果たし、SVリーグでも3位につけている。秋本のほか、全日本高校選手権で準優勝した東京・下北沢成徳高の河俣心海(3年)、愛媛・今治精華高の矢田和香(3年)も入団する。