阪神は23日、甲子園で今季2軍が期間限定着用する「ジャガーズユニホーム」のお披露目会見を行った。阪神は1954年からの3シーズン、2軍のチーム名称を「阪神ジャガーズ」として戦っていた。当時のユニホームを球団創設90周年の節目に現代版リメー…

 阪神は23日、甲子園で今季2軍が期間限定着用する「ジャガーズユニホーム」のお披露目会見を行った。阪神は1954年からの3シーズン、2軍のチーム名称を「阪神ジャガーズ」として戦っていた。当時のユニホームを球団創設90周年の節目に現代版リメークし、復活した形だ。

 会見に登場した平田勝男2軍監督(65)は「今、素材は軽くなってますけどね、ユニホームの重み、歴史の重みっていうのをすごく感じますね」と話した。

 ウエスタン・リーグの3月28~30日、7月4~6日のくふうハヤテ戦(日鉄鋼板SGLスタジアム)を「阪神ジャガーズデー」とし、着用する予定。3月28日は1軍開幕戦ということもあり「ジャガーズで勝って、タイガースにバトンタッチする一日にしたいね」と意気込んだ。

 2月1日のキャンプインも迫る中、ジャガーにかけて「開幕スタメンに出られるようにということが一番のあれじゃない、虎視眈々(たんたん)と狙うっていうのは」と若虎にハッパ。「(新2軍施設は)名前がいいよね。オオモノと書いて大物(だいもつ、最寄り駅名)。この球場で大物をどんどん1軍に送り込みます」と若手育成に気合を見せた。