卓球男子でパリ五輪代表の張本智和(智和企画)が22日、全日本選手権が開催されている東京体育館で会見を行い、自身初のシングルス2連覇に向けて「勝つか負けるではなく、納得のいく形で勝たなければ圧倒的な優勝はできない。今年の世界大会、4年後のロ…
卓球男子でパリ五輪代表の張本智和(智和企画)が22日、全日本選手権が開催されている東京体育館で会見を行い、自身初のシングルス2連覇に向けて「勝つか負けるではなく、納得のいく形で勝たなければ圧倒的な優勝はできない。今年の世界大会、4年後のロス五輪につながるような勝ち方をしなければいけない。全日本の1勝、2勝よりも大きな目で捉えていきたい」と闘志を燃やした。
今大会は、中学2年生で最年少優勝を飾った思い出深い大会。以降は頂点から長く遠ざかったが、昨年についに殻を破り、戸上隼輔(井村屋グループ)との決勝戦を制して、6年ぶりに全日本のタイトルを手にした。
今年に入ってからは国際大会2試合に参加。スターコンテンダー・ドーハ大会では優勝、同マスカット大会では準Vと、2025年は好スタートを切っている。今季の目標には“世界1位”を掲げ、「一番は世界卓球で最低限メダル、そして金メダルを目指すこと。世界ランキングで1位、もしくはワールドカップ。その3つの大会で世界1位になる可能性がある。(ランキングを)キープするのは難しいけど、1度でもなってみるのが大事。今年は3回のチャンスを1度でもものにできたら」と意気込んだ。
スーパーシードの張本は、23日の4回戦で初戦を迎える。