「大相撲初場所・11日目」(22日、両国国技館) 東幕下筆頭の若ノ勝(常磐山)が宮城(中村)を押し倒し4勝2敗と勝ち越しを決めた。来場所の新十両を確実とした。 昨年春頃から体重が10キロ以上増えたことで圧力負けが減り、安定感が増した。この…
「大相撲初場所・11日目」(22日、両国国技館)
東幕下筆頭の若ノ勝(常磐山)が宮城(中村)を押し倒し4勝2敗と勝ち越しを決めた。来場所の新十両を確実とした。
昨年春頃から体重が10キロ以上増えたことで圧力負けが減り、安定感が増した。この日もうるさい相手をじっくり見て、落ち着いて押し倒した。「ほっとしています。やっと上がれる。長かったですね」と安どの表情を浮かべた。
長く埼玉栄の先輩、大関貴景勝(現湊川親方)の付け人を務め、あらゆることを学んできた。「それがあったからこそ」と感謝を口にした。
高校時代のライバル伯桜鵬、チームメートの琴栄峰らに関取は先を越され「早く追いつきたかった。悔しかった」という思いを、大きな白星につなげた。