「大相撲初場所・11日目」(22日、両国国技館) 東幕下44枚目の夢道鵬(大嶽)が阿龍(中村)と対戦。送り出して6勝0敗とした。 祖父は優勝32回の大横綱大鵬で、今場所は兄の幕内王鵬の付け人を務める。この日は立ち合いで圧倒し、体勢を崩した…
「大相撲初場所・11日目」(22日、両国国技館)
東幕下44枚目の夢道鵬(大嶽)が阿龍(中村)と対戦。送り出して6勝0敗とした。
祖父は優勝32回の大横綱大鵬で、今場所は兄の幕内王鵬の付け人を務める。この日は立ち合いで圧倒し、体勢を崩した相手を追いかけて送り出した。「立ち合いが良かった」と声を弾ませた。
幕下で連勝を重ねるも終盤に失速した経験があり、気を緩めないよう心がける。王鵬と稽古で相撲を取るようになり「全然相手にならないですけど、たまに勝つこともあります。手を抜いていないと思いたいですね」と刺激を受けている。
王鵬は幕内で8勝2敗と優勝争いに絡む。自身も幕下優勝が狙える位置にいる。「優勝のことは考えませんが、全勝して番付を上げたい」と見据えた。
これまでの最高位は幕下12枚目。全勝なら幕下一ケタ台が見込まれる。幕下上位との取組を「相撲が楽しかった」と振り返り、「もっと上とやりたい」と声を弾ませていた。