ソフトバンクから国内FA権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(33)が22日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開。ランニング、キャッチボールなどで汗を流した。 移籍決定後、初めての本拠地での練習。「心地よい風が吹いていて暖かくて…

 ソフトバンクから国内FA権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(33)が22日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開。ランニング、キャッチボールなどで汗を流した。

 移籍決定後、初めての本拠地での練習。「心地よい風が吹いていて暖かくて。“ここでやっていくんだ”という感覚というのが新鮮でもあり、どこか緊張もあった。一日も環境に慣れていきたい」と話した。

 このオフは「例年よりちょっと投げる量とかも増やして」と意欲的に臨む。「2日空かないように、空いても1日。なるべく連日キャッチボールするように。2日連続で投げることで、2日目のキャッチボールがより質良くなったりする」と狙いを明かした。

 さらに新球「キックチェンジアップ」の習得にも着手する。中指の爪を立てる握るチェンジアップで、落差を生む効果がある。「模索しながら、有効になる球にしていきたいですし、そこは取り組みたいところ」と話した。

 ZOZOマリンでは名物の風を有効利用するパワーカーブを最大の武器に2018年から7連勝中。「風とはうまく付き合っていきたいなっていう感じですね。強いて言うならフォークとかチェンジアップがキーになってくる」。新球も新たな武器に、新天地に挑む。