◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 事前(21日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)「ソニーオープン」から3連戦目に入る大西魁斗は、プロ転向…

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 事前(21日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)
「ソニーオープン」から3連戦目に入る大西魁斗は、プロ転向前から師事する内藤雄士コーチを連れて最終調整を行った。出場2試合はいずれも予選落ちを喫しており、まずは今季初の決勝ラウンド進出を目指す。
前週「ザ・アメリカンエキスプレス」でプレーしたPGAウエスト(スタジアムコース)の想像以上に硬くなったグリーンを踏まえ、「経験を積みながらコースにも慣れていかなきゃいけない。でも、(第一に)ゴルフの状態が良くないと戦えない。もう全てが重要」と話す。予選ラウンドは2コースを使用する今週も、前週と同様にシーズン開始前に下調べをしたコース。「真っすぐ打たないといけないし、ロングアイアンも良くなきゃいけない。ミスした時にグリーン周りからセーブするのも必要で、いまの実力が出る」とチャレンジャー精神をのぞかせた。

昨季まで2シーズンを戦った米下部コーンフェリーツアーでは、ユタ州やコロラド州など西部での試合はあっても、西海岸でプレーする機会はなかった。「あんまりこのコースと似たようなのもない。大学時代では(経験が)あったけど、ポアナ芝というのも新鮮。コースも本当に長くて、全体的に大変な一週間になる」
太平洋からの風にも警戒を深める。「ティショットが難しいところが結構ある。風向きによっては攻め方も変えないといけないし、色々考えなきゃいけない週」と、各ホールの状況に応じた判断力も必要な戦いを覚悟している。コーチと緊密にやり取りをしながら、「修正して、いつも通り“頑張りすぎず”にいけたらいいなと思います」と意気込んだ。(カリフォルニア州サンディエゴ/石井操)