沖縄キャンプ中のJ1町田は21日、西原町でJFLの沖縄SVとトレーニングマッチ(35分×2)を行った。さまざまな配置を試す中、1本目は0-0、2本目は先制を許すも、FW呉世勲の2得点で逆転勝利を収めた。 “格下”相手に辛勝も、黒田剛監督は…
沖縄キャンプ中のJ1町田は21日、西原町でJFLの沖縄SVとトレーニングマッチ(35分×2)を行った。さまざまな配置を試す中、1本目は0-0、2本目は先制を許すも、FW呉世勲の2得点で逆転勝利を収めた。
“格下”相手に辛勝も、黒田剛監督は「1月は我慢」と焦りはない。選手にはあえて不慣れなポジション、組み合わせを経験させ、主体的に行動させている。その背景には昨季感じた2連覇の神戸、2位広島との差がある。
「上にいたチームは、ピッチ内に多くのリーダーがいた」と指揮官。町田は昨季、主将の大黒柱DF昌子が引っ張ったものの、それに続く存在がピッチにいなかった。今季はアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)かACL2が加わることで、過密日程を避けるために昌子が休む試合も生まれるだけに「リーダーを多く作りたい」と、初タイトル獲得へ“脱昌子頼み”をテーマに掲げた。