小さな子どもたちに楽しく野球体験してもらい、裾野を広げていこうと熊本県高校野球連盟が19日「ちびっ子ベースボールフェスティバル」を熊本市東区で開いた。約160人の園児と小学生が、高校球児の手伝いのもと打撃や投球、走塁などの体験を楽しんだ。…

 小さな子どもたちに楽しく野球体験してもらい、裾野を広げていこうと熊本県高校野球連盟が19日「ちびっ子ベースボールフェスティバル」を熊本市東区で開いた。約160人の園児と小学生が、高校球児の手伝いのもと打撃や投球、走塁などの体験を楽しんだ。

 参加した子どもたちは補助役の高校球児と2人1組になり、9グループに分かれて、それぞれに数字が書かれた的に向かってボールを投げる遊びや、ゆっくりと山なりに投げられたボールを打って遠くに飛ばす遊び、試合感覚のゲーム「BTボール」などを体験した。

 熊本市中央区から参加した小学3年の平見穂高さん(9)は、付き添いの高校球児から打球を遠くに飛ばすコツを教えてもらい、上達したという。「優しく教えてくれたので、楽しく練習できた。僕も高校で野球がしたいと思った」と話した。(吉田啓)