阪神の井坪陽生外野手(19)が19日までに取材に応じ、「1軍の戦力になれるように」と今季の目標を掲げた。オフは12月から東京・八王子の実家に帰省。「年末年始は友達と過ごしていました」と明かし、年始は2日から始動した。合同自主トレに参加する…
阪神の井坪陽生外野手(19)が19日までに取材に応じ、「1軍の戦力になれるように」と今季の目標を掲げた。オフは12月から東京・八王子の実家に帰省。「年末年始は友達と過ごしていました」と明かし、年始は2日から始動した。合同自主トレに参加する選手が多い中、1人で黙々と練習をしているという。
2年目の昨季はウエスタンで105試合に出場して打率・275で2本塁打、15盗塁。打率・248で3本塁打、4盗塁だった1年目から成長を見せ「去年は技術のレベルが上がってきている実感があった」と手応え。初の1軍昇格、そして戦力となるべく、走攻守でのレベルアップを図る中、オフは「体の強さとスピードの向上」に取り組んでいる。そのため、技術練習も行いながら、ゴールドジムに通い、ウエートトレーニングに特に力を入れている。
秋季キャンプでは紅白戦で結果を残し、藤川監督からは「走塁、それから守備、打撃でも非凡なものがありますからね」と絶賛された。このチャンスを逃すわけにはいかない。春季キャンプに向けて「実戦で使える技術のレベルアップをして、しっかりアピールもしたい」と意気込んだ。
13日には八王子市の「二十歳を祝う会」に参加。「八王子だなーって感じだった」と懐かしさを感じ、友人らからは「頑張れ」とエールを送られて励みになった。2月1日からオフの成果を発揮し、さらなるアピールで開幕1軍をつかみ取る。