阪神の新人合同自主トレが19日、鳴尾浜で行われ、9選手がピラティスに取り組んだ。ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は、この日が初体験。ピラティス講師の市川いずみ氏から体の使い方を絶賛され、体幹をさらに鍛えて“シーズン完走ボ…
阪神の新人合同自主トレが19日、鳴尾浜で行われ、9選手がピラティスに取り組んだ。ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は、この日が初体験。ピラティス講師の市川いずみ氏から体の使い方を絶賛され、体幹をさらに鍛えて“シーズン完走ボディー”を作る事を誓った。
長丁場のシーズンを乗り切るための体作り。「どうしても疲れてくるとブレたりとか出てくる。経験したことない試合数でしんどさも出てくる。その中で軸を持っておけば大崩れしない、波の少ないっていうのはできる」とピラティスによる軸を持つ重要性を話す。
「体の操作性の部分」で社会人時代からピラティスに興味を持っていたが、実際に動くと「とにかく体幹がきついです」と本音をポロリ。「動きが入ってくると腹筋に力が入らなかったりとか、そこの難しさが一番あった」と課題を見いだした。
「体幹は得意な方だと思っていたんですけど、全然自分はまだまだ足りない」と振り返る。それでも、市川氏は「指示するとそれができる。体の再現性が高い」とし、共通する点では青柳や広島・森下の名前を挙げた。
第3クールも最終日を終え「徐々にボール自体も状態も上がってきている。順調に進んでます」と次のクールにもブルペン入りを計画。「野球で行うトレーニング以外の部分は、必ず自分の成長やステップアップにつながる」。今後もピラティストレを続け、まずは1年間走りきる。