巨人ドラフト4位の石田充冴(じゅうざ)投手(18)=北星学園大付=がドジャース入りが決まった佐々木を目標に掲げた。19日、ジャイアンツタウンスタジアムで新人合同自主トレに参加。「いつでも三振取れますし、打者を圧倒しているところがあるので目…

 巨人ドラフト4位の石田充冴(じゅうざ)投手(18)=北星学園大付=がドジャース入りが決まった佐々木を目標に掲げた。19日、ジャイアンツタウンスタジアムで新人合同自主トレに参加。「いつでも三振取れますし、打者を圧倒しているところがあるので目標とさせてもらっています」と憧れのまなざしを見せた。

 佐々木と同じ身長192センチ。体格も近いことから「参考にさせていただいてるとこもいくつかあります」と言う。左足を高く上げるフォームがその1つ。さらに佐々木が180度開脚できることを聞けば柔軟性を求めてトレーニング。小学校時代の「90度開くか開かないか」から「150、60度ぐらい」まで開けるようになったという。

 グラブの内側には「化」という文字を刺しゅう。「“化けたな”と、そういう圧倒できるピッチャーになりたい」と込めた思いを明かす。「佐々木朗希投手にはなれないんで、違った武器を持って、彼にいつか追いつけるような存在になりたい」と将来像を思い描いた。