「江戸川大賞・G1」(19日、江戸川) 2コースから差し切った山田康二(37)=佐賀・102期・A1=が3回目のG1優勝を飾った。通算は43回目で、江戸川は2022年7月のG2以来3回目のV。人気を集めた池田浩二(愛知)は1Mで流れたとこ…
「江戸川大賞・G1」(19日、江戸川)
2コースから差し切った山田康二(37)=佐賀・102期・A1=が3回目のG1優勝を飾った。通算は43回目で、江戸川は2022年7月のG2以来3回目のV。人気を集めた池田浩二(愛知)は1Mで流れたところから猛追したが2着まで。3着には岩瀬裕亮(愛知)が入った。
絶好の展開をモノにして山田がG1制覇を果たした。「4(片岡)が見えたので、ああなってくれたらいいなと思った。2コースならあれがベスト」と振り返る1Mはイン池田が4カドから攻めた片岡をけん制して大きく流れたところを鋭く差した。
「マジでと思ったけど、様子を見る冷静さもあった。今節は前検からいい動きをしていたので十分チャンスはあると思っていた。来る時に子どもには『優勝して来るから』と言ってましたし。節間通して楽しかった」と笑みがこぼれる。
今年は初戦の徳山一般戦に続く優勝。「去年のグランプリの河合(佑樹)の頑張る姿も見たし、自分は出たことないけどあそこに行きたい。前田(将太)も遠ちゃん(遠藤エミ)もそう。同期の活躍が本当にやる気にさせてくれる。今年は自分のレーサー人生で一番、いい年にしたい」と今年の飛躍を誓った。