広島・新井貴浩監督が18日、和歌山県の高野山清浄心院で護摩行を行った。現役時代から21回目。火柱を前に読経し「今年で21年目なんですけど、今年も苦しかったです」と振り返った。昨季は9月の大失速でCS進出すら逃した。それだけに「昨年の悔しさ…

 広島・新井貴浩監督が18日、和歌山県の高野山清浄心院で護摩行を行った。現役時代から21回目。火柱を前に読経し「今年で21年目なんですけど、今年も苦しかったです」と振り返った。昨季は9月の大失速でCS進出すら逃した。それだけに「昨年の悔しさを思い出しながら、護摩行の火と向き合っていました」。今季監督就任3年目を迎えるが「毎年勝負ですね。今年も勝負の年です」とし、「もちろん優勝、日本一目指して頑張ります」と意気込んだ。

 以下、新井監督と一問一答。

 -どんな思いで護摩行に臨んだか。

 「昨年の悔しさを思い出しながら、護摩行の火と向き合っていました」

 -具体的に何をイメージしたのか。

 「もう9月のね、悔しさをもって護摩行の火と対峙(たいじ)しました」

 -毎年続けてきている理由は。

 「心の支えですね。苦しいとき、本当は逃げたいですけどね。ここから逃げると自分がダメになってしまいそうなので、やらせてもらっています」

 -監督3年目はどんな年にしたいか。

 「毎年勝負ですね。1年1年勝負です。今年3年目になりますけど、今年も勝負の年です」

 -今季の意気込みは。

「もちろん優勝、日本一目指して頑張ります」