楽天・石井一久GMが17日、仙台市内の楽天モバイルパークでヤクルトから人的補償で獲得した小森航大郎内野手について言及した。この日入団会見も行われ、背番号は「73」に決まった。 小森はヤクルトにFA移籍した茂木の人的補償として獲得。決め手に…
楽天・石井一久GMが17日、仙台市内の楽天モバイルパークでヤクルトから人的補償で獲得した小森航大郎内野手について言及した。この日入団会見も行われ、背番号は「73」に決まった。
小森はヤクルトにFA移籍した茂木の人的補償として獲得。決め手について「足も魅力ですけど、将来のビジョンでいうと1軍で戦力になってくれそう。成長途中の選手なので」と期待した。
ヤクルトでは昨季1軍では4試合の出場だったが、ファームでは110試合の出場で打率・252、2本塁打、23打点、24盗塁をマークした。走力に注目が集まるが、「小力もあるので、早めに戦力になってくれる。ショートというよりは外野と考えている。トライしてほしいと本人にも伝えました」と明かした。
小森は入団会見に臨み、外野挑戦について「もう本当に未知なんで。どうなるかわかんないですけど、自分の努力次第ですし。できて当たり前って言われるのがプロ野球なんで、ほんとに皆さんに見せても恥じないようなプレーができて、それにプラスアルファで自分の色っていうのをつけていけたら」と貪欲にトライしていく意気込みを語った。
外野経験は「小学生の時に肘を痛めてレフトで出たぐらい」とわずか1試合しかないが、すでに自主トレを一緒に行った内川聖一氏にノックを打ってもらうなど練習を開始しているという。
また3球団でプレーした内川氏からは移籍の心得も聞いたとし、「『キャンプからもじもじするんじゃなくて、大胆に自分の持ち味を出していけ』、『キャンプの初めから俺が小森だっていう気持ちで行け』みたいな感じで言ってくださったんで、そんな気持ちで行きながら周りとコミュニケーションを取らせていただいて自分を出していけたらなっていう風には思います」と新天地での飛躍を誓った。