◆第103回全国高校サッカー選手権▽2回戦 日章学園1―2矢板中央(31日・フクアリ) 日章学園(宮崎)は矢板中央(栃木)に1―2で破れ、2回戦で姿を消した。イングランド/プレミアリーグのサウサンプトン内定FW高岡伶颯は1ゴールを挙げたが及…

◆第103回全国高校サッカー選手権▽2回戦 日章学園1―2矢板中央(31日・フクアリ)

 日章学園(宮崎)は矢板中央(栃木)に1―2で破れ、2回戦で姿を消した。イングランド/プレミアリーグのサウサンプトン内定FW高岡伶颯は1ゴールを挙げたが及ばず、2戦4得点という成績で大会を去ることになった。

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 高岡に涙はなく「後悔はないです」と言い切った。試合終了と同時に、落胆する仲間を励ましにまわった。「やっぱり自分はまだまだ甘いなという心境ですけど、監督にも感謝していますし、家族や身近な人たちが自分を支えてくれた。最高のサポートを受けてプレーできました」と感謝を示した。

 1点を追う前半25分、ピッチ中央で自らボールを奪うと、左サイドを抜け出す味方MFを横目にゴール前へ全力疾走。クロスを右足で合わせ、大会通算4点目を奪った。シュート7本を放つも2点目は奪えなかったが、確かな存在感を示した。

 今後はイングランドでの挑戦が待っている。「今の自分はこのレベル。まだまだです」と気を引き締め「海外でも思いっきりプレーしたい。目標は世界一のストライカーになることと、チャンピオンズリーグやW杯の優勝。今の自分じゃ全然ダメなので、野心を忘れずにやっていきたい」と語った。