◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽1回戦 松山北(愛媛)1―0東海大山形(山形)(29日・U等々力) 8大会ぶり6度目出場の松山北は0―0で迎えた後半18分にMF川口絢三(けんぞう、2年)の右足ゴールで1―0で東海大山形を下し、2回戦に…

◆第103回全国高校サッカー選手権 ▽1回戦 松山北(愛媛)1―0東海大山形(山形)(29日・U等々力)

 8大会ぶり6度目出場の松山北は0―0で迎えた後半18分にMF川口絢三(けんぞう、2年)の右足ゴールで1―0で東海大山形を下し、2回戦に進出した。1976年以降の首都圏開催では同校初の全国1勝をつかんだ。シュート数では4―8と押される展開も、守備陣が最後までしのいだ。

 兵頭龍哉監督(63)は「うれしいし、信じられない。私を含めたOBの悲願でした。ここで1勝できたのはベスト4や優勝より喜びが大きいかもしれない」と喜んだ。進学校のため、高校総体後には多くの3年生が引退し、MF森隼人(3年)のみが唯一チームに残った。決勝点を挙げた川口は「ここで点を決めて歴史を変えたということで相当うれしい」と表情を崩した。