◆ラグビー◇全国大学選手権 3回戦 慶大50―26東洋大(14日、秩父宮) 3回戦が行われ、慶大が関東大学リーグ戦1部2位の東洋大を50―26で退けた。 前半5分、慶大が先に流れをつかんだ。敵陣22メートル内に攻め込みモールから、最後はフッ…
◆ラグビー◇全国大学選手権 3回戦 慶大50―26東洋大(14日、秩父宮)
3回戦が行われ、慶大が関東大学リーグ戦1部2位の東洋大を50―26で退けた。
前半5分、慶大が先に流れをつかんだ。敵陣22メートル内に攻め込みモールから、最後はフッカー中山大暉主将が左サイドに飛び込み、先制トライ。SO和田健太郎が左中間約30メートルのコンバージョンを決めて7―0。同20分と同22分にはCTB今野椋平が2つのトライを積んだ。
慶大はその後も攻撃の手を緩めず前半だけで計5トライを挙げた。対する東洋大は、前半終了間際に自陣でキックパスを受けたWTBモリース・マークスが快足を飛ばして左サイドを駆け上がり、計95メートルを走りきってのトライで反撃を試みた。前半は慶大が35―7とリードして折り返した。
後半の序盤は慶大がいい流れを絶やさない。同7分、WTB石垣慎之介が自陣左サイドで東洋大のパスをインターセプト。約100メートルを独走し、気温10度前後に冷え込む秩父宮を沸かせた。一方の東洋大は同16分、敵陣ゴール前で攻め込み、最後はSH生田旭が右にいたマークスにパスし、トライにつなげた。同30分にはフッカー小泉柊人、終了間際にはマークスがこの日3つ目のトライを挙げたが、反撃はここまで。5月の関東春季交流大会で敗れた雪辱を果たせず。慶大は計8トライを挙げて勝利し、準々決勝に進んだ。
準々決勝は、21日に同会場で予定され、慶大は帝京大と激突する。