◆スピードスケート 全日本選手権第1日(13日、青森・YSアリーナ八戸) 男子5000メートルは一戸誠太郎(ANA)が大会新記録の6分21秒71で頂点に立った。中盤にラップタイムを30秒台に落としたが、そこから再び29秒台に上げて耐えた。残…

◆スピードスケート 全日本選手権第1日(13日、青森・YSアリーナ八戸)

 男子5000メートルは一戸誠太郎(ANA)が大会新記録の6分21秒71で頂点に立った。中盤にラップタイムを30秒台に落としたが、そこから再び29秒台に上げて耐えた。残り3周でペースダウンしたものの「完璧とはいえないが、自分自身の中で合格点を超えるタイム。後半戦につながるいいタイムだったなと思う」と納得の表情を浮かべた。

 5000メートルは世界のレベルが上がり、現状では差が大きい種目でもある。「(五輪で)メダルや入賞を狙うことを考えると、低地で日本記録(6分12秒80)を出すぐらいの気持ちでいかないと厳しい」と冷静に分析。最後まで29秒台のラップタイムをキープすることを目指し、来年1月下旬から始まる後半戦までに組み込む陸トレなどで取り組んでいくつもりだ。「そこさえできれば、トップ8というところは狙えるんじゃないかなと思っている。まずはそこを目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。