◆マリーゴールド「Winter Wonderful Fight 2024」(13日、新宿FACE)観衆464=満員= 女子プロレスのマリーゴールドは13日、新宿FACEで「Winter Wonderful Fight 2024」を開催した。…
◆マリーゴールド「Winter Wonderful Fight 2024」(13日、新宿FACE)観衆464=満員=
女子プロレスのマリーゴールドは13日、新宿FACEで「Winter Wonderful Fight 2024」を開催した。
メインイベントでワールド王者・Sareeeが高橋奈七永と2度目の防衛戦を行った。壮絶な激闘は、21分23秒、スリーパーホールドでSareeeがレフェリーストップを奪い2度目の防衛に成功した。
試合後、高橋はリング上でマイクを持ち「勝っても負けてもみなさんにお伝えしたいことがありました」と切り出すと「高橋奈七永、マリーゴールド一周年の来年5月のプロレス界を引退することを決めました」と発表した。
満員のファンが驚きでどよめく中、高橋は「最後まで私は、大好きなプロレスを思い切りこのマリーゴールドから届けていきますので最後まで目を離さないでいただけるとうれしいです」とメッセージを送った。
バックステージで高橋は「28年という月日は私は本当にたくさんのものを与えてくれました。ここでそろそろ自分の中で区切りをつけて、高橋奈七永の人生の第二章を始めていきたい。プロレスラーとして引退しますけど高橋奈七永の人生はずっと続いていきますので、その姿を見せていきたい気持ちもある。そのためには五体満足でリングを下りないといけないと思います」と明かした。そして「最後まで必ずパッションし続けて、進化し続けて高橋奈七永の最高の位置でやめる」と掲げていた。
高橋は1978年12月23日、埼玉・川口市生まれの45歳。高校1年で退学し全日本女子プロレスに入門。96年7月14日の中西百重戦でデビュー。以後、プロレスリングSUN、スターダム、SEAdLINNNGなどを渡り歩き、今年5月の旗揚げからマリーゴールドに所属している。
ロッシー小川代表は、高橋の引退に「もともと引退するためにこのマリーゴールドに入ってきたんで、その時が来たのかな。驚きはなくて無事にリングを下りてもらいたい。第二の人生を歩いてもらいたい」とねぎらいの言葉を送った。引退試合を行う一周年興行は1・3大田区総合体育館で発表することを明かし、引退試合までの5か月間「パッションカウントダウン」と銘打った引退ロードを行う計画を披露した。
◆12・13新宿全成績
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
○王者・Sareee(21分23秒、スリーパーホールド→レフェリーストップ)挑戦者・高橋奈七永●
▼ツインスター選手権試合
挑戦者チーム・○野崎渚、CHIAKI(15分28秒、ノーアルランサー→片エビ固め)王者チーム・MIRAI、桜井麻衣●
▼スーパーフライ級選手権試合
○王者・翔月なつみ(8分41秒、変形回転エビ固め)挑戦者・マイラ・グレース●
▼6人タッグマッチ
林下詩美、天麗皇希、○ビクトリア弓月(13分07秒、ビクトリアクラッチ)青野未来、後藤智香、山田奈保●
▼タッグマッチ
○ボジラ、松井珠紗(8分46秒、ハイアングル・パワーボム→エビ固め)石川奈青、ハミングバード●
▼3WAYマッチ
○瀬戸レア(5分16秒、変形チキンウイング・ホールド)勇気みなみ●
※もう1人は、南小桃