「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡) 亀田興毅ファウンダー(38)が13日、世界タイトルマッチを第1試合に組むという、仰天の決定を明らかにした。 この日、都内でIBF世界スーパーフライ級王座決…
「ボクシング・3150×LUSHBOMU vol.3」(21日、ツインメッセ静岡)
亀田興毅ファウンダー(38)が13日、世界タイトルマッチを第1試合に組むという、仰天の決定を明らかにした。
この日、都内でIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を4位のレネ・カリスト(29)=メキシコ=と争う3位のウィリバルド・ガルシア(34)=メキシコ=が公開練習と記者会見を行ったが、同席した亀田氏は「この興行のオープニングファイトとして第1試合に入れることにした」と発表。メキシカン同士の一戦とあって、メキシコでのゴールデンタイムにESPNの生配信が行われるよう配慮したもの。
さらに「スタートから興行を盛り上げていただき、ファンにドアタマから見ていただきたい」と、スタートダッシュを決める役割も期待した。
ガルシアは漁師やトラック運転手などの職を転々とし、27歳でボクシングを始めた遅咲きボクサー。両親、祖父母、3人の息子ら20人の大家族を貧困から救い出すために戦っているという。
ストロングポイントは「パンチ力とボラート(メキシカン特有の右オーバーハンドパンチ)」だといい、「俺たちメキシカンの、ゲレーロ(戦士)のような熱いファイトを見てほしい。勝ったらWBC王者のジェシー・ロドリゲス(24)=米国=と統一戦がしたい。34歳でも衰えは感じていないので、40歳過ぎまで戦いたい」とアピールしていた。