プロバスケットボールB1リーグの広島ドラゴンフライズの新アリーナ建設を実現するため、スポーツやイベントに関わる7団体が11日、「夢の新アリーナ応援プロジェクト」を立ち上げた。来年5月末までに、建設を求める10万人分の署名を集める予定だとい…

 プロバスケットボールB1リーグの広島ドラゴンフライズの新アリーナ建設を実現するため、スポーツやイベントに関わる7団体が11日、「夢の新アリーナ応援プロジェクト」を立ち上げた。来年5月末までに、建設を求める10万人分の署名を集める予定だという。

 新アリーナは、JR西日本広島支社(広島市東区)の跡地が建設予定地の候補に挙がっている。プロジェクトは、広島県バスケットボール協会や一般社団法人「広島イベント事業振興協会」などが発起人となった。

 11日には試合会場の広島サンプラザ(広島市西区)で署名を集め、始球式に参加した広島カープの新井貴浩監督も一筆加えた。プロジェクトの事務局は「署名活動やイベントなどの開催で(新アリーナ建設の)機運醸成を図っていきたい」としている。

 県内では2009年に開場したプロ野球のマツダスタジアム、今年開業したサッカーのエディオンピースウイング広島がそれぞれ盛況だ。広島ドラゴンフライズの浦伸嘉社長は「両方の盛り上がりを知る広島だからこそ、県の方々が新アリーナ設立をどこまで後押ししてくれるか見極めたい」と話した。(山中由睦、上山浩也)