日本レスリング協会は11日、都内で会見を開き、28年ロサンゼルス五輪に向けた強化体制をお披露目した。強化本部長に就任した04年アテネ五輪銅メダルの井上謙二氏は「パリ五輪は金メダル8個など日本史上最高の成績を収め、日本の強さを証明してくれた…
日本レスリング協会は11日、都内で会見を開き、28年ロサンゼルス五輪に向けた強化体制をお披露目した。強化本部長に就任した04年アテネ五輪銅メダルの井上謙二氏は「パリ五輪は金メダル8個など日本史上最高の成績を収め、日本の強さを証明してくれた。ロス五輪に向けて、この記録を超えるべく精進したい」と決意表明。各スタイルの強化委員長は、女子は金浜良氏が留任し、男子フリーは12年ロンドン五輪銅メダルの湯元進一氏、グレコローマンはロンドン五輪代表の松本隆太郎氏が新たに就任する。
この日は今月19日開幕の全日本選手権(代々木第二体育館)の記者発表が行われた。パリ五輪代表は女子68キロ級銅メダルの尾崎野乃香(慶大)が唯一の出場となるが、4年後に向けたスタートとなる。井上強化本部長は「ロス五輪への第一歩。若い選手の勢いはもちろん、ベテランの強さにも注目している」と期待を込めた。