阪神の来春キャンプで臨時コーチを務める球団OBの赤星憲広氏(48)が11日、今季6盗塁の中野に奮起を促した。打撃不振に陥ったことで「塁に出る数が減ると、盗塁を試みようとする回数が減るので、いざ行けと言われてもスタートを切れなくなってしまう…
阪神の来春キャンプで臨時コーチを務める球団OBの赤星憲広氏(48)が11日、今季6盗塁の中野に奮起を促した。打撃不振に陥ったことで「塁に出る数が減ると、盗塁を試みようとする回数が減るので、いざ行けと言われてもスタートを切れなくなってしまう」と指摘。「1年目に盗塁王を取った時は(近本と)2人で盗塁王を競っていた。相手に与える脅威というものをもう一回、中野君には目指してもらわないといけない」と力を込めた。
赤星氏は昨季1盗塁、今季0盗塁の森下についても「走れると思う。脚力はそもそもある」と盗塁増に期待を寄せた。さらに強化指定選手には小幡を指名し、「脚力がある割にスタートがうまくない。僕が一番教えてあげないといけない。木浪と勝負した時、レギュラーを取る一つの何かになるんじゃないかと思っている」と熱く語った。