ヤクルト・塩見泰隆外野手(31)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1400万減の5700万円でサインした(金額は推定)。全治未定の大ケガからの完全復活へ。ムキムキの「完走」ボディーでノーモア・リタイアを誓った。 前向きな言葉…
ヤクルト・塩見泰隆外野手(31)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1400万減の5700万円でサインした(金額は推定)。全治未定の大ケガからの完全復活へ。ムキムキの「完走」ボディーでノーモア・リタイアを誓った。
前向きな言葉を選びながら、来季を見据えた。今年5月に左膝の前十字靱帯損傷、半月板損傷と診断されて長期離脱。全力プレーで負った代償は大きかった。だが、地道なリハビリで現在は9割ほどまで回復。「大きくなった」と大胸筋を軽くたたいた。
2年続けてケガに泣いているだけに、防止策の一環で肉体強化に励む日々だ。「柔軟性も大事だけど、筋肉で補っていく。いつも以上に強度を高めて入れている」とすでに体は変化しつつある。
また毎オフに数字の目標を掲げてきたが、今オフは封印。「毎年数字を言ってきて散々この2年ダメだった。相当フラストレーションもたまっているので、中堅じゃなくてもどこでもいいので(開幕戦から)出たい」。スタートダッシュを決め、目指す1軍完走へ。塩見が再び走り出す。