「関東大学ラグビー、早大27-24明大」(1日、国立競技場) 節目の100回目となる定期戦を迎えた伝統の「早明戦」は、早大がシーソーゲームを制して明大に逆転勝利し、17年ぶりの全勝優勝を飾った。両校の通算成績は56勝42敗2分け。明大は4…
「関東大学ラグビー、早大27-24明大」(1日、国立競技場)
節目の100回目となる定期戦を迎えた伝統の「早明戦」は、早大がシーソーゲームを制して明大に逆転勝利し、17年ぶりの全勝優勝を飾った。両校の通算成績は56勝42敗2分け。明大は4年ぶりの頂点に届かず、5勝2敗で3位となった。
早大が対抗戦で全勝優勝するのは2007年シーズン以来。試合後、グラウンドの脇でNHKのインタビューに応じた大田尾竜彦監督は「たぶん、五郎丸(が4年生だった年)以来だと聞いている。きょう解説してるって聞いてるんで、彼の前で久しぶりに優勝できてよかったなと思います」と話し、放送席で試合の解説を務めた4学年後輩の五郎丸歩氏に呼びかけるように話した。
これを聞いた五郎丸氏は「コロナ禍があったりだとか、非常に厳しい強化をしてきたとは思うんですけど、そんな中でようやく自分たちがやりたいチーム、作りたいチームというものを作れたんじゃないかと思います。これから大学選手権で負ければ終わりという戦いが始まりますが、OBとしてはやはり頂点に行ってほしいと願っております」。17年前と同様に大学日本一を期待した。