「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・最終日」(1日、東京よみうりCC=パー70) 首位と1打差の2位から出たショーン・ノリス(南アフリカ)が4バーディー、1ダブルボギーの68をマーク。通算12アンダーで逆転優勝を果たした。2021年日本…

 「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・最終日」(1日、東京よみうりCC=パー70)

 首位と1打差の2位から出たショーン・ノリス(南アフリカ)が4バーディー、1ダブルボギーの68をマーク。通算12アンダーで逆転優勝を果たした。2021年日本オープン以来となるツアー通算7勝目で、国内メジャーは17年ツアー選手権森ビル杯、21年日本オープンに続いて3勝目。外国人選手の国内メジャー3冠は史上初で、日本タイトル3冠(ツアー選手権、日本プロ選手権、日本オープン、日本プロマッチプレー、日本シリーズ)はデビッド・イシイ(米国)以来、史上2人目の偉業となった。

 片岡尚之が10アンダーの2位。単独首位から出た中島啓太は73とスコアを落とし、通算8アンダーの4位に終わった。

 賞金ランキング2位の金谷拓実(26)=Yogibo=は1イーグル、4バーディー、3ボギーの67で回り、通算9アンダーで単独3位に浮上した。大会賞金1000万円を加算し、今季獲得賞金は1億1955万1222円にアップ。大会前は賞金首位だった平田憲聖を逆転し、プロ5年目のシーズンで初となる賞金王に輝いた。平田憲聖は大会を18位で終わり、初の賞金王を最終戦で逃す形となってしまった。