中京11R・チャンピオンズカップ・G1・馬トク激走馬=ハギノアレグリアス 前走のシリウスSは直線猛然と差し込み、2着オメガギネスを1馬身1/4差突き放してレース史上初の連覇を達成。7歳、59・5キロを背負い、直線の立ち上がりで他馬と接触しな…

中京11R・チャンピオンズカップ・G1・馬トク激走馬=ハギノアレグリアス

 前走のシリウスSは直線猛然と差し込み、2着オメガギネスを1馬身1/4差突き放してレース史上初の連覇を達成。7歳、59・5キロを背負い、直線の立ち上がりで他馬と接触しながらの勝利に岩田望来騎手が「すごい馬」、四位調教師は「頭が下がる」と感服した。

 前走後は11月1日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、坂路で時計8本。四肢の連動は実にスムーズ、迫力の中に弾みを感じる走りで、調子はさらに上がっている印象だ。

 6着だった昨年のこのレースは、11番枠から内伸び傾向の馬場の終始外、外を走らされる立ち回りの差が出た形。今年は3番枠から、前を行く馬たちの直後のポケットから運べそうで、前走が絶好の予行演習になる可能性大。激流を前に離されずに追走し、射程圏で直線を向けば、一気の差し切りがあって不思議はない。