◆J1昇格プレーオフ ▽準決勝 前半 ベガルタ仙台1―0長崎(1日・ピーススタジアム) 立ち上がりから両チームともに球際で激しくぶつかり合った。仙台はFW中島元彦を軸に攻撃。前半10分には自ら獲得したフリーキックから直接狙ったが、GKがパン…
◆J1昇格プレーオフ ▽準決勝 前半 ベガルタ仙台1―0長崎(1日・ピーススタジアム)
立ち上がりから両チームともに球際で激しくぶつかり合った。仙台はFW中島元彦を軸に攻撃。前半10分には自ら獲得したフリーキックから直接狙ったが、GKがパンチング。同15分にはドリブルからミドルシュートを放つなど積極的にゴールに向かった。
ボールを握ったのは長崎だが、仙台がしっかりとミドルブロックを敷き自由を許さない。ゴール前への縦パスからペナルティーエリアの侵入を許す場面もあったが、全員が体を張りはね返した。
同24分には中島、MF郷家友太、DF真瀬拓海が絡んだ右サイドからビルドアップしチャンスメイク。最後はFWエロンに入った縦パスのこぼれ球に真瀬が飛び込み相手GKと1対1も、紙一重でゴールネットを揺らすことができなかった。
前半31分、静まりかえる敵地に仙台サポーターの喜びの声が響いた。相手ペナルティーエリア前まで迫ると、MF相良竜之介が浮き球をボレーシュート。そのボールが相手DFのハンドを誘発しPKを獲得。絶好のチャンスにFW中島がキッカーを務めると、ゴール中央に力強くシュートを放ち先制。右手で左胸にあるベガルタのエンブレムを握り、雄たけびを上げた。
その後は押し込まれる場面もあったが耐え抜き、仙台が1点をリードして前半を終えた。