J1浦和が神戸の元日本代表FW武藤嘉紀(32)の獲得に乗り出していることが30日、分かった。 武藤は欧州で6季プレーし、2018年ロシアW杯出場と豊富な経験と実績を誇るストライカー。21年夏に神戸へ加入し、今季は右ウィングを主戦場にチーム…
J1浦和が神戸の元日本代表FW武藤嘉紀(32)の獲得に乗り出していることが30日、分かった。
武藤は欧州で6季プレーし、2018年ロシアW杯出場と豊富な経験と実績を誇るストライカー。21年夏に神戸へ加入し、今季は右ウィングを主戦場にチーム最多のリーグ12得点を挙げている。11月23日の天皇杯決勝・G大阪戦ではFW宮代大聖の決勝点を演出し、5大会ぶりの優勝に導いた。
神戸は今年で最終年となる武藤との契約の延長を打診する方針。リーグ2連覇が目前に迫り、浦和が獲得に動く中、32歳ベテランFWの去就が注目される。
浦和は今季終了後、元日本代表FW興梠慎三が現役引退し、オランダ出身FWブライアン・リンセンとタイ代表MFエカニット・パンヤが退団する。リーグ37戦49得点はJ1で上から10番目で、得点力アップは課題。来季のリーグ優勝、クラブW杯に向け、攻撃陣の増強を図っていく。