6位の東京Vがホーム最終戦で13位の川崎と対戦し、4―5で敗れた。 立ち上がりに主導権を握ったのは川崎だった。前半16分にFW山田が自ら獲得したPKをゴール左に決めると、同22分には再び山田が右からのクロスを頭で合わせて追加点を決めた。 …
6位の東京Vがホーム最終戦で13位の川崎と対戦し、4―5で敗れた。
立ち上がりに主導権を握ったのは川崎だった。前半16分にFW山田が自ら獲得したPKをゴール左に決めると、同22分には再び山田が右からのクロスを頭で合わせて追加点を決めた。
しかし、東京Vは前半34分にDF綱島に代えてFW染野を投入して3バックから4バックに変更してからリズムをつかむと、同42分にFW見木が右足でゴールを決めて、前半を1―2で折り返す。
その勢いのまま後半4分にセットプレーの流れからDF谷口が右足でゴールに押し込んで同点に追いつく。それでも、リーグ5戦ぶりの勝利を目指す川崎は、同12分にゴール前まで上がっていたDFファンウェルメスケルケン際が豪快な右足シュートを決めると、同20分にはFWマルシーニョのゴールで4―2と突き放した。
ホーム最終戦で負けられない東京Vは、さらに反撃に出る。同26分に左FKをDF谷口が頭で合わせて1点差に迫ると、同38分にもセットプレーの流れからDF谷口が右足でボレーシュートを突き刺して、再び同点に追いついた。谷口はDFながらハットトリックの大活躍となった。
しかし、最後に試合を決めたのは川崎のFW山田だった。後半アディショナルタイム4分に左足シュートを決め、この日3点目で5―4で勝利に導いた。