FC東京のFW仲川輝人が26日、左ハムストリングス肉離れで離脱後、初めて全体練習をフルメニュー行った。10月4日のチームトレーニングで負傷し、全治は6~8週間と診断されていたが、この日の実戦形式の練習で軽快な動きを披露するなど完全復活を印…

 FC東京のFW仲川輝人が26日、左ハムストリングス肉離れで離脱後、初めて全体練習をフルメニュー行った。10月4日のチームトレーニングで負傷し、全治は6~8週間と診断されていたが、この日の実戦形式の練習で軽快な動きを披露するなど完全復活を印象づけた。シーズン残り2試合となる30日の磐田戦に向けて「誰が出るかわからないですし、チャンスをつかむのも自分次第だと思うので、練習でしっかりアピールするしかない」と意気込んだ。

 仲川は今季初の4連勝を目指した10月5日の鳥栖戦(1△1)の前に負傷離脱し、その後、チームは1勝1分け2敗と停滞した。そうしたこともあり「いい雰囲気でいけてた時にけがをしてしまった。その責任感を僕は持っているし、その悔しさを晴らすのは試合でしか出来ない」と、残り2試合へ並々ならぬ闘志を燃やしている。

 さらにチームも現在8位で、11位に終わった昨シーズンに続いて中位にとどまる悔しさを味わっている。今節は残留争いをしている磐田との対戦となるが「死に物狂いでやっぱりくるんで、そういうチームにしっかり勝っていかないといけない。いい形で今シーズンを終わらすっていう意味も含めて、やっぱりこの2試合すごく大事なんで。やっぱり気持ちをファン・サポーターに見せるっていうことが一番大事」と必勝を期した。