<ファン感謝祭2024>◇23日◇楽天モバイルパーク球団創設20周年の今季を締めくくる楽天の「ファン感謝祭2024」が23日、楽天モバイルパークで開催された。過去最多となる2万4854人を動員。最高記録だった昨年の2万3753人を更新した。…

<ファン感謝祭2024>◇23日◇楽天モバイルパーク

球団創設20周年の今季を締めくくる楽天の「ファン感謝祭2024」が23日、楽天モバイルパークで開催された。過去最多となる2万4854人を動員。最高記録だった昨年の2万3753人を更新した。田中将大投手(36)則本昂大投手(33)浅村栄斗内野手(34)ら主力選手も参加。年に1度の祭典を楽しんだ。また、ダークグレーをメインカラーに採用した来季のファンクラブユニホームも発表された。

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“福”を呼び込む。球場前の正面広場ステージには、赤い肩衣を身につけた田中将、則本、浅村が登場。「犬鷲軍団 散餅の儀」と題し、今季の感謝を込めてファンにたくさんの餅をまいた。各選手、思うままに腕を振り、田中将は「なんか思ってるよりも疲れますね」。則本は「やばい」。浅村は「めちゃめちゃ疲れました」と笑った。

田中将はプロ18年目で初のシーズン未勝利と苦しい1年となった。「今年は僕自身、本当に何もできなかったので、とにかく来年、1軍の舞台で立てるように頑張っていきます」と巻き返しを誓った。

抑え転向1年目でパ・リーグのセーブ王に輝いた則本は「とにかく来年はやったるぞという気持ちなので、皆さん応援してください。来年はね、皆さんと一緒にうれし涙を流しましょう」と優勝に意欲を示した。

主砲の浅村は「本当にAクラスから遠ざかっていますので、必ず来年リベンジしたいと思います。皆さんと戦いたいと思います」と共闘を呼びかけた。

3年連続4位とBクラスが続いているが、「散餅の儀」効果で来季こそ12年ぶりの頂点をつかむ。【山田愛斗】