◆大相撲 ▽九州場所14日目(23日・福岡国際センター) 東前頭6枚目・隆の勝(常盤山)は関脇・大栄翔(追手風)に突き落とされて4敗目を喫した。「足が出ていれば変わった」と唇をかんだ。 11日目まで1敗を守り、2大関と並んで優勝争いの先頭を…

◆大相撲 ▽九州場所14日目(23日・福岡国際センター)

 東前頭6枚目・隆の勝(常盤山)は関脇・大栄翔(追手風)に突き落とされて4敗目を喫した。「足が出ていれば変わった」と唇をかんだ。

 11日目まで1敗を守り、2大関と並んで優勝争いの先頭を走ってきたが、終盤まさかの3連敗。13日目は大関・琴桜(佐渡ケ嶽)との直接対決に敗れ、事実上の優勝の可能性が消滅していた。「勝ち越しているからの安心感なのか、気持ちが乗ってこないというのがある。目指していたものがなくなった感がある。気持ちを切らしてはいけないと分かっているが、いまひとつな感じ」と現在の心境を明かした。

 残り1番に向けては「終わりよければ全てよしという感じで」と、1年を白星で締めくくる。