テンダー期限を迎え、エ軍からFAとなったサンドバル エンゼルスは22日(日本時間23日)、パトリック・サンドバル投手に来季の契約を提示せずノンテンダーFAとしたことを発表した。大谷翔平投手(ドジャース)ともチームメートだった選手だけに、ファ…

テンダー期限を迎え、エ軍からFAとなったサンドバル

 エンゼルスは22日(日本時間23日)、パトリック・サンドバル投手に来季の契約を提示せずノンテンダーFAとしたことを発表した。大谷翔平投手(ドジャース)ともチームメートだった選手だけに、ファンからは悲しむ声もあがった。

 この日はテンダー期限で、MLB各球団は、メジャー登録40人枠に入る選手のうち、球団が保有権を持つ選手(メジャー経験が合計6年に満たない選手)に、来季の契約をするか否かの判断を伝える必要があった。

 28歳のサンドバルは数年間エンゼルスのローテーションを支え、2022年には6勝、2023年にはメキシコ代表としてWBCに出場し、日本との準決勝では5回途中無失点と好投、シーズンでは7勝を挙げた。

 しかし今季は、6月21日(同22日)のドジャース戦で3回に大谷に四球を与えたところで左腕に違和感を訴えて降板。重度の屈筋断裂と内側側副靱帯損傷があることが判明し、シーズン終了。来季も全休の可能性がある。

 エンゼルスと再契約する可能性もあるが、チームから放出された形となり、X(旧ツイッター)では「サンディがいなくなった」「サンディが去ってしまうことが驚きだ」「サンドバル……厳しいがこれが現実」「サンドバルは厳しいけど仕方ないわな」と日米のファンが悲しんでいた。(Full-Count編集部)