11月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、自身のX(旧Twitter)…

 11月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、自身のX(旧Twitter)とインスタグラムのアカウントで、ソーシャルメディアから「しばらく離れる」と表明した。


 レブロンはXアカウントで5298万人以上、インスタグラムのアカウントでは約1億5000万人のフォロワー数を誇るバスケットボール界のスーパースター。ただ、レブロンは10月25日にケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)のマネージャーを務めるリッチ・クライマンがXへ投稿した下記内容を引用していた。

「スポーツが社会の中で、普遍的に人々を結びつける最後の部分なのは誰もが認めている。なのにどうして報道は同じことができないのか? 何を言ってもクリックを誘導するようなタイトルにしかならない。プラットフォームが大きければ変化をもたらし、現実のネガティブな感情から逃れることができる。私としてはそれがすべてムダだと思う」

 レブロンはその引用したポストの後に、ソーシャルメディアから離れると投稿。NBA歴代最長タイとなるキャリア22シーズン目をプレーするレブロンは、これまでプレーオフに入るとあらゆるソーシャルメディアを遮断してきた。

 そのため、レギュラーシーズン序盤のこの時期にソーシャルメディアから離れることは異例ではあるものの、クライマンの投稿に賛同したということなのだろう。当面の間ソーシャルメディアから離れるとともに「皆さんお元気で」と綴っている。

 なお、レイカーズは22日のオーランド・マジック戦を接戦の末に118-119で落とし、今シーズン初のホームゲーム敗戦。連勝が6でストップし、ウェスタン・カンファレンス4位の10勝5敗となった。

 レブロンがソーシャルメディアから離れている期間がどのくらいになるかは分からないため、今後この男から発信されるのは試合や練習の前後、あるいはメディアとのインタビューのみとなる。