<明治神宮大会:横浜2-0明徳義塾>◇高校の部◇準々決勝◇21日◇神宮明徳義塾(四国・高知)が、横浜(関東・神奈川)に屈し初戦で散った。今夏の甲子園で2試合連続完投した左腕の池崎安侍朗投手(2年)が先発。2回に先頭打者に四球を許し、5番奥村…

<明治神宮大会:横浜2-0明徳義塾>◇高校の部◇準々決勝◇21日◇神宮

明徳義塾(四国・高知)が、横浜(関東・神奈川)に屈し初戦で散った。

今夏の甲子園で2試合連続完投した左腕の池崎安侍朗投手(2年)が先発。2回に先頭打者に四球を許し、5番奥村頼人投手(2年)に左中間への適時三塁打を浴び先制点を献上。6回には味方守備のエラーもあり、さらに1点を失った。

打線は横浜の織田翔希投手(1年)を最後まで打ち崩すことができず、2安打完封負けを喫した。

馬淵史郎監督(68)は絶好機で無得点に終わった3回の攻撃を悔やんだ。無死一、三塁のチャンスで9番池田佑二内野手(2年)がセーフティーバントを試みるも、打球が浮いたため三塁走者がスタートを切れなかった。さらに1死二、三塁からは1番山田将太郎外野手(2年)の三塁フェンス際の打球に横浜の三塁手、為永皓内野手(2年)がスライディングキャッチで好捕し、三走がタッチアップしてすかさず本塁へ送球しタッチアウトとなった。

馬淵監督は「為永くんですかね、うまく捕られてホームアウトですか。やっぱあの辺でしょうね。うちはまあまず人工芝に慣れてないから、まずい守備があったりして、その差だと思うんですけど。今日は横浜の日だったんでしょうね、流れがね」と肩を落とした。