阪神の西純矢投手(23)は西宮市内の球団事務所で20日、契約更改交渉を行い、800万減の3000万円でサインした。(金額は推定) 球団からは先発での活躍を期待されたといい、「先発完投型が理想。そこはこだわりたい」と決意。村上、才木、西勇ら…
阪神の西純矢投手(23)は西宮市内の球団事務所で20日、契約更改交渉を行い、800万減の3000万円でサインした。(金額は推定)
球団からは先発での活躍を期待されたといい、「先発完投型が理想。そこはこだわりたい」と決意。村上、才木、西勇ら先輩に対して「タイガースは良い投手が多い。そういう投手に負けないようにやらないといけない」と語気を強めた。
今季は1軍で最近3年では最少の4試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率2・70。新人だった20年以来4年ぶりに勝利を挙げられなかった。「(1軍で)先発もできなかったので、本当にふがいないシーズンだったすごい悔しかった」。来季で6年目を迎えるかつてのドラ1右腕は危機感を募らせた。
秋季キャンプでは右腕の使い方をチェックするなどしたが、納得するフォームは作り上げられなかった。「納得するようなボールが全然投げられてなかった。12月、1月が勝負だと思う」。安芸で得たヒントを来春につなげるため、ストイックにオフを過ごす。