今年10月に開場したV・ファーレン長崎の本拠地PEACE STADIUM Connected by SoftBank(…
今年10月に開場したV・ファーレン長崎の本拠地PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピーススタジアム)ならではのゴールセレブレーションが話題になった。
11月10日に行われたJ2リーグ最終節で、長崎はホームに愛媛FCを迎えた。勝てばJ1自動昇格圏内浮上の可能性があった試合で、長崎は序盤から攻勢を仕掛け、前半14分にマテウス・ジェズズ、同46分と後半5分にマルコス・ギリェルメがゴールを決めるも、2失点して3-2と追い上げられた。その展開で迎えた後半30分だった。
自陣中盤で奪ったボールを受けたマテウス・ジェズズが力強いドリブルで持ち上り、左サイドの裏へスルーパスを送る。そこに後方から全速力で走り込んだ松澤海斗が右足でゴールに流し込み、見事なカウンターアタックを完結させた。
その直後だった。ゴールを決めた松澤は、倒れ込んだ状態からすぐに立ち上がると、ゴール裏の長崎サポーターの元へ駆け寄ってジャンプ一番、最前列の前にある手すりの部分に飛び乗り、ピッチ方向を向いた状態で“着席”したのだ。
すぐさま松澤の元に長崎サポーターが駆け寄り、腕を組んだ状態で笑顔を見せる23歳MFを祝福し、肩や背中、頭などを、叩いて撫でての揉みくちゃ状態。ゴール裏最前列からピッチまでの距離が日本最短の約5mという売り文句を持つピーススタジアムでのみ可能と言える”着席セレブレーション”だった。
■「まじで長崎の新スタジアムは近いんです」
この長崎のゴールシーンをJリーグ公式エックス(旧ツイッター)が公開すると、SNS上にはサポーターから揉みくちゃにされる松澤に注目した次のようなコメントが寄せられた。
「えーぐい近い」
「俺も海斗くんなでなでしたい」
「まじで長崎の新スタジアムは近いんです。こんなパフォーマンス見れないよな。またいきたい。」
「もはやこれは長崎ピースタ名物だな!」
「そこに座ったのかー!ゴール決めたとこまでは目の前で見れたけど、その後どこに消えたかと思った」
最終的にこの試合を5−2で勝利した長崎だったが、2位の横浜FCが引き分けたためにJ1自動昇格圏内浮上ならず。それでも本拠地開催権を手にする3位でJ1昇格プレーオフに進出した。そのプレーオフ準決勝は12月1日、相手はベガルタ仙台。決勝は12月7日に行われる。一発勝負となるが、長崎には日本で最も近い距離から声援を送るサポーターがいる。