【千葉】八千代市出身のパリ五輪メダリスト2選手をたたえるパレードと祝賀会が9日、同市内で開かれた。沿道には、国旗や手作りの応援グッズを持った市民ら約1万人が駆けつけ、両選手に「ありがとー!」と声援を送った。 参加したのは、柔道女子48キロ…
【千葉】八千代市出身のパリ五輪メダリスト2選手をたたえるパレードと祝賀会が9日、同市内で開かれた。沿道には、国旗や手作りの応援グッズを持った市民ら約1万人が駆けつけ、両選手に「ありがとー!」と声援を送った。
参加したのは、柔道女子48キロ級で金メダルに輝いた角田夏実選手(32)とスポーツクライミング男子複合で銀メダルを手にした八千代高校3年の安楽宙斗(そらと)選手(17)の2人。市によると、パレードには約1万人、祝賀会に約1千人が集まった。
角田選手は「パレードに参加して、改めて多くの人に支えられて結果を出せたのだと実感した」と感謝を述べた。安楽選手は「1位には惜しくも手が届かなかったが、有意義な大会になった。競技を続けていくので、これからも応援お願いします」と頭を下げた。
パレードが始まる1時間前から家族で最前列に並んでいた高校生の山口優里さん(16)は「八千代からこんなスターが出て誇り高い。希望をありがとうございます」と話した。(若井琢水)