故障離脱していたオリックス小木田敦也投手(26)が4日、前日打ち上げた大阪・舞洲での秋季練習中にキャッチボールを再開したことを明かした。「10月28日に再開しました。まずは投げられたことが良かった。順調に進んでいます」と明るい表情で話した。…

故障離脱していたオリックス小木田敦也投手(26)が4日、前日打ち上げた大阪・舞洲での秋季練習中にキャッチボールを再開したことを明かした。「10月28日に再開しました。まずは投げられたことが良かった。順調に進んでいます」と明るい表情で話した。

社会人のTDKから入団3年目の今季は自己最少の13試合登板にとどまった。開幕1軍から勝利の方程式の一翼を担ったが、5月初旬に右肘痛で出場選手登録を抹消。その後は古傷でもある右肩も痛め、戦列復帰することなくシーズンを終えた。

「肩は社会人の時から」といい、今回は2週間のノースローで痛みを解消できた。5日からの高知春季キャンプには参加せず、回復を見ながら調整を続ける。来春のキャンプは万全の状態で臨めそうだ。

状態が良ければ強力ブルペンの中でも安定感は抜群。頼れる右腕は「来年が楽しみ。今年貢献できなかったので、どれだけやれるか」と目を輝かせ、岸田オリックス元年での復活を自らに課した。