バスケットボールBリーグの宇都宮ブレックスが、2026年からスタートする新しいトップリーグ「Bプレミア」に参入することが決まった。運営会社栃木ブレックスの藤本光正社長は10月18日、宇都宮市役所を訪れ、佐藤栄一市長に審査を通ったことを報告…
バスケットボールBリーグの宇都宮ブレックスが、2026年からスタートする新しいトップリーグ「Bプレミア」に参入することが決まった。運営会社栃木ブレックスの藤本光正社長は10月18日、宇都宮市役所を訪れ、佐藤栄一市長に審査を通ったことを報告し、市の支援に感謝を伝えた。
ブレックスと市は8月、参入審査に臨む方針について記者会見。審査までに新アリーナ計画を策定することは困難として、合格に必要なアリーナの基準を満たすため、トイレの数など現在のブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)を改修する、と発表していた。こうした取り組みで、最も審査基準が厳しい1次審査でライセンスを交付される5クラブのひとつになった。
藤本社長は「全国にクラブがある中で1次審査で通過したのは誇るべき成果。支えていただいているファンやスポンサーの皆様のおかげで、深い感謝をお伝えしたい」と述べた。新アリーナ計画も継続中で、「全国各地に素晴らしいアリーナがどんどんできている。先例の良い部分を採り入れて、ブレックスらしいアリーナを整備していきたい」と今後の決意を語った。
佐藤市長は「市民、多くのファンの皆さんに喜んでいただき、応援する場としてもふさわしいものに改修していきたい。新アリーナの建設に向けても、支援をしていきたいと思う」と述べた。
ブレックスの存在について「市民にとって心のよりどころでであり、子どもたちにとっては目標にもなっている。バスケットボールはこれから成長していけるスポーツ。それを我々はまちづくりに生かしていきたい」と改めて高く評価した。(津布楽洋一)