◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前情報◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)全米女子プロゴルフ協会(LPGA)と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の共催大会が、31日(木)に開幕する。会場は茨城県の…
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前情報◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)
全米女子プロゴルフ協会(LPGA)と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の共催大会が、31日(木)に開幕する。会場は茨城県の太平洋クラブ 美野里コースから、2年ぶりに滋賀県の瀬田GCに復帰。精鋭78人による予選カットのない4日間72ホールのストロークプレーでタイトルが争われる。
1973年に「LPGAジャパンクラシック」としてスタートし、日米の女子ゴルフをつないできた大会は今年で節目の50回目。優勝者には両ツアーのシードが付与され、昨年は稲見萌寧が今季の米ツアー本格参戦を決めた。総額200万ドル(約3億707万円)の賞金は為替の影響から、日本ツアーの今季最高額になる可能性もある。
今季のメジャーチャンピオンとして参戦するのは日本勢の2人。6月「全米女子オープン」で2勝目を飾った笹生優花、7月の「エビアン選手権」を制した古江彩佳が、前週「メイバンク選手権」を終えてマレーシアから帰国する。古江は本大会がコロナ禍で日本ツアーの単独開催となった2021年に同じ瀬田GCで優勝した経験を持つ。
米ツアーの出場枠は9月「FMグローバル選手権」終了時点でのポイントランキング上位43人で、日本勢はほかにルーキー・オブ・ザ・イヤー争いをリードする西郷真央、ツアー2年目の西村優菜、勝みなみがエントリー。渋野日向子は2週前に韓国での「BMW女子選手権」開幕前日に欠場を決め、体調不良からのカムバックが期待される。
日本ツアーからは10月「富士通レディース」終了時のメルセデスランキング上位35人が出場権を手にした。来季の米ツアー参戦を目指す選手にとっては、出場権をかけた予選会参加が“一発免除”になるチャンス。12月の最終予選会にエントリーした竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、さらに先週フロリダで2次予選会を通過したばかりの原英莉花にとっては大一番と言っていい。
<主な出場予定選手>
古江彩佳、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、西郷真央、笹生優花、アリヤ・ジュタヌガン、渋野日向子、ミンジー・リー、西村優菜、勝みなみ、竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、小祝さくら、岩井千怜、桑木志帆、河本結、佐久間朱莉、川崎春花、原英莉花