「ITTFアジア卓球選手権2024」は12日、女子シングルス4回戦が行われ、張本美和(木下グループ)はマニカ・バトラ(インド)と対戦。3ー1で勝利し準々決勝進出を決めた。◆【速報】張本美和、木原美悠ペアがシンガポールペアに会心勝利 3-1で…

「ITTFアジア卓球選手権2024」は12日、女子シングルス4回戦が行われ、張本美和(木下グループ)はマニカ・バトラ(インド)と対戦。3ー1で勝利し準々決勝進出を決めた。

◆【速報】張本美和、木原美悠ペアがシンガポールペアに会心勝利 3-1で下しベスト4進出、金メダル争いにも期待

■団体では50年ぶり快挙の立役者に

団体戦では決勝で中国選手に2点取りし、金メダル獲得の立役者となった張本美。シングルスでも順当に勝ち進み、インド選手との戦いを迎えた。

第1ゲームは張本美のサービスが冴え3連続ポイント。その後も独特な球質に的確なレシーブで対応し、ラリー戦では優位に立ち、バトラのミスも引き出す。中盤にかけて差を縮められる時間もあったが7-5から鋭いバックのストレートを沈めるなど、再び押し返し、最後はバトラのサービスからのラリーを制し、11-8で第1ゲームをものにする。

第2ゲームは互いに点を取りあう立ち上がりとなったなか、バトラが連続ポイントを奪い3-8とリードを広げる。張本美も強烈な両ハンドを沈めるなど粘りを見せて9-10と1点差に迫るが、最後はバトラの鋭いレシーブにあい9-11でこのゲームを失う。

第3ゲームの入りは両者の鋭いラリーからバトラのポイントに。その後も互角の展開が続き、バトラが4-4から連続ポイントを奪うが張本美も一歩も引かずに3連続ポイントで逆転する。終盤にかけてサービスやラリー戦で強さを発揮した張本美が11-7で奪い、2-1リードで王手をかける。

第4ゲームの序盤を支配したのは張本美。サービスでバトラのレシーブミスを誘い、鋭いフォアを見せるなど7連続ポイントで波に乗る。しかし、ここから4連続ポイントを奪われタイムアウト。その後立て直した張本美がポイントを重ねマッチポイントを奪う。最後もサービスをものにして11-5で奪取。序盤のリードを活かして勝利につなげた。

ゲームカウント3-1で勝利した張本美は、準々決勝で世界ランキング6位の陳幸同(中国)と対戦する。

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